引っ越しといっても単身の場合には荷物が少ないだけではなく、いろいろと融通が利くので家族引越しとくらべるとかなり安上がりに済ませることが可能です。
家族での引越しの場合には、全員の予定をあわせる必要がありますが、単身の場合にはすべて自分の都合だけで調整することができます。
引っ越しは、日時や時間帯によって料金が安くなることも多いので、そこをうまく生かせば費用をおさえて引越しすることが可能になります。
単身引越しをする際に確認しておきたいのは、大型家電をどうやって運ぶのかということです。
単身赴任などの場合、荷物の量によっては業者に依頼せずに自力で引っ越しをすることも可能ですが、その場合に問題になるのが大型の家電です。
単身であっても冷蔵庫と洗濯機はほとんどの方が持っているでしょうし、引越しのタイミングで買い換えるということであれば別ですが、大抵は新居にも持っていくことになるでしょう。
小型で2ドアの冷蔵庫であれば、力のある人ならば1人でも運ぶことは可能です。
しかし、3ドアの大型のものになると最低でも2人いないと運べません。
洗濯機も物によっては1人で運ぶことができますが、ドラム式の洗濯機になりますと1人ではどうにもならないと思います。
こういった大型の家電品がある場合には、自分一人での引越しは実質不可能なので、業者に依頼することになります。
引越し業者に頼む際にも、必ずやっておくべき大切なことがあります。
それは見積もりしてもらう前に、自分の部屋の環境を把握したうえで正確に業者に伝えるということです。
そうすることで、見積もりと実際にかかる料金との差をなくすことができますし、あとあと業者とトラブルになることも防げます。
部屋は何階にあるのか、エレベーターはあるのか、といった点や、特殊な間取りならばそれもしっかりと伝えておきましょう。
また荷物量も正確に細かく伝えておくと、当日になって追加料金が発生するというトラブルも防ぐことができます。
あとは、料金の高い土日を避けて平日を選ぶとか、割安になることの多い午後の便を選ぶなどの日時をうまく調整すれば、単身での引越しを安く済ませることができるでしょう。